2008年04月28日

D3の良いトコ悪いトコ(3)

世間ではGWに突入した方が大勢いらっしゃるようですが、
僕にはまったく関係ありません。
むしろ、ケツカッチンの仕事が進まなくなって迷惑です。(笑)

まあ、そのおかげでこのブログを書こうかというユトリが生まれる訳ですが…

新兵器D3のインプレッション続きです。

今回は「ニコン!あほか!」の巻です。

最初にD3と対面した時に「なんじゃこりゃ」と思ったのはコレ↓

2YC_2674.jpg
このシンクロ接点とレリーズ等をつなげる接点のカバー。
ホントにあほかと思いました。

この2つの接点は僕の場合、非常に使用頻度が高いのでこんなカバーは不要なのです。それが変な風にボディにつながってる。

D2xの時に、ねじ込み式のカバーをデジタルインターフェイスのカバーの中に収納する方式に感心したのですが、なぜこんなみっともない方式に変えちゃったのかなぁ?
見てくれが悪いだけならまだしも、結構ジャマなんですよねえ。
それなら、ちょんぎっちゃえばいいじゃんと言われそうですが、その勇気は…

さらに、これはD2xでもそうだったんですけど、↓

2YC_2677.jpg

外部電源とUSBのコネクタが別のカバーの中に入っています。
スタジオ等ではこの2つ、同時に使うケースが多いに決まってると思うんですけど。

やっぱり使用時の見てくれがスマートじゃないんです。
これを別ける意味がワカンネー。



一回もシャッターを切る前の印象だったので、とてもがっかりしました。

以前は、NikonCaptureに標準で付いていたカメラからPCに直接画像を取り込む機能が別売りのソフト(結構高額。)になっちゃうし…
コマーシャルの分野を拒んでいるんじゃないかなんて思っちゃいます。
でも、ニコンさん。
報道の分野では、キャノンにや・ら・れ・ちゃ・っ・て・ま・す・か・ら。

もっと僕らを大事にしてね。

posted by yuki at 02:49| Comment(0) | TrackBack(0) | デジタルカメラ

2008年04月22日

D3の良いトコ悪いトコ(2)

 前回、D3ネタを書いたところ当ブログへのアクセスが急に増えました。
 どうやらD3とD2xの比較に興味がある方が大勢いらっしゃるようです。

 そのなかで、D2xのほうがD3より画質がよいという意見があることを知りました。

 これには正直びっくりしました。

 FXフォーマットになったD3。これは僕が待ち望んでいたことです。
 印刷になった時の画質はD2x(D1xでも)は35mmポジよりも格段によいと感じていたので、これが35mmフルサイズフォーマットになれば、4×5に匹敵する画質を手にする事ができると信じ、実際D3を使ってみてそれが実現したことに非常に喜びを感じたのです。

 さて、実際どうなんでしょう。D2xのほうがよいという意見の方々はチャートなどを撮影した検証結果をもとに意見を述べているので、根拠のない「イチャモン」と一蹴するわけにもいきません。
 されば、僕がカタログスペックに躍らされていて盲目的にD3に惚れてしまっているのか?
 そんなことを考えながらD3とD2x併用で仕事をこなしているのですが…

 どうみてもD3の方がいいよ!

 「画質」の定義はいろいろな要素があると思いますが、少なくとも「画作り」から見た場合、どうみてもD3のほうがシャープだし、ボケ味も美しいと思います。

 では、D2x擁護派はなぜD3を否定するのか?

 …わかりません。

 ひょっとして個体差?僕がハズレのD2xに当たったから?

 …わかりません。

 ちなみに僕の印象ではD1xの方がD2xより画像にコシがあって「画質」は上だと思っていたことを告白して、今回はこれまでにしておきます。
posted by yuki at 23:08| Comment(0) | TrackBack(0) | デジタルカメラ

2008年04月04日

D3の良いトコ悪いトコ(1)

D3を使い始めて一カ月が経ちました。

一カ月使ってなお、D3のクセを掴み切れないでいます。

その最大の原因は「アクティブD-ライティング」。
理屈では、ハイライトとシャドーの階調を両立できる、yukiが思うに「ぜったい使える」機能なのですが、三段階の設定を適正に使わないと逆効果になったりする場合もあるようです。

この件はもう少し使ってみてからレポートするとして、今回は最初なので、D3の良いトコから紹介しようと思います。

D3の最大の特徴である、24×36mmのC-MOSセンサーですが、やはり凄いです。
レンズの性能を使い切ってる感じです。(あたりまえか)
シャープの一言。

絞りを開けた時のボケ味も凄いです。
D2xは小さいファインダー&AFの性能もいまいちで、ピンを合わせるのに神経を使ったので開放で撮るのは怖かったんですけど(しかも開放にしたとしてもボケ方が弱い)、今度は大丈夫。前後ボケを生かしたカットを安心して撮れます。

あと、画素一つ一つが大きくなったため、ダイナミックレンジが広くなったのは実感できます。D3の画質向上はこれが一番の要因だと思います。
シャドーのつぶれやハイライトの飛び、もしくは色飽和などはまったくありません。

実は↑これが今悩んでいるところなのです。
レンジを使いきれない事が多いのです。=軟調の写真を量産してます。

D2xでは飛びが怖くてどうしてもアンダー気味に撮るクセがあったんですけど、今度は飛んでもいいよっていう所もなかなか飛ばない。飛ばそうとするとシャドーがスカスカになっちゃう。

設定次第だとおもうのですが、この調子だと、yukiがめざす「撮りっぱで納品」はもう少し先になるかな?

結局、まだD3の高性能を使いこなせていないyukiなのです。こんな経験は初めてです。その分、これからが楽しみです。



posted by yuki at 03:14| Comment(0) | TrackBack(0) | デジタルカメラ

2008年02月23日

新兵器登場【NikonD3】

注文後1カ月経ってやっとD3がやってきました。

d3_1.jpg

ニコンがついに35mmフルサイズ機を出してくれました。これでまたしばらくニコン党でいられそうです。

大きくなったCMOSにより、大幅に画質がアップしています。クライアントの皆さまはご期待下さい。

今後、D3の使用感などレポートして行きたいと思います。

posted by yuki at 11:28| Comment(0) | TrackBack(0) | デジタルカメラ