前々からブツブツ文句を言っていますが、今の印刷物の品質ってどうしようもなく汚いです。
一気にデジカメに切り替わって以降、印刷会社は品質の向上を放棄しました。
僕が言ってる「品質」とは画像再現の部分です。印刷機自体は機械の精度もあがり自動化も進み、ハードドットによりとても安定して高性能になっています。問題ありません。
問題は入稿データ。相変わらずデザイナーさんがデータを作ってそのまま刷版、印刷するシステム。完全データ入稿という方式です。印刷会社はなにもいじりませんコピー屋さんと一緒です。仕上がりが悪ければそれはデータのせいと言います。
はたして、どれだけのデザイナーさんが「本当の完全データ」を作れるんでしょうか?きれいな印刷物を作る為に連綿と積み上げて来たノウハウは印刷会社しか所有していないはずですよね。
カメラマンは綺麗な印刷物を作る為に綺麗な写真を撮るのですが、ほっておくと綺麗な印刷にはなりません。このままじゃいい写真も必要じゃ無くなってしまいます。
印刷会社は自分の役割を果してくれません。
ならば僕がやる!写真を撮ることだけやってる場合じゃないぞ。僕が持ってる印刷のノウハウを放出しなきゃとはずっと考えてはいたんですがやっと方法が見つかりました。
ということで、本格的に印刷の請負を始めます。僕が手を加えた印刷データでどんなふうに綺麗になるか、トクとご覧アレ。